景観設計・造園設計のBIMソフト

株式会社建築家コミュニティはRhinocerosⓇ（ライノセラス）公式販売代理店です

景観・造園設計のBIMソフト｜Rhinoceros & Lands Design

これまで3Dモデリングソフト Rhinoceros は、景観・造園設計のCADとしてはあまり検討されにくい存在でした。しかし、専用プラグイン Lands Design によって景観・造園向けの機能が加わえることで、設計者にとって新しい有力な選択肢となり、自由度の高い表現やワークフローの自動化・高速化が実現できます。

Rhinoをベースとした曲線表現とパラメトリックデザイン

Rhinoは元々は船舶の設計用に開発されましたが、曲線表現の自由度が高いことから幅広いプロダクトの設計で利用されてきました。パラメトリックデザイン（パラメーターを基準とした形状作成方法）を可能にするGrasshopper機能が標準搭載されて以降は、建築分野での利用が急速に広がっており、多くの設計事務所がワークフローに取り入れています。建築分野との関連が深い景観・造園設計分野でも、今後はRhinoの機能を活用した曲線表現やパラメトリックデザインの重要性は高まると予想されます。

※3Dモデリングソフト Rhinoceros（ライノセラス）の最新版の詳細はこちらでご紹介しています。

自由度の高い地形モデリング

Rhinoの3Dモデリング機能をベースとしているため、自由度の高い地形モデリングが可能です。等高線、点群データ、衛星写真等を取り込んで地形を作成することもできます。

パラメトリックデザイン

パラメータで形状をコントロールするGrasshopper機能により、様々なパターンの検証が必要な設計ワークフローを自動化・高速化することができます。

ワークフロー統合

Rhinoは様々なソフトとの連携に対応しています。Enscape、V-Rayのようなレンダリングエンジンを適用してプレゼンテーションすることもできます。

※Lands Design自体にもレンダリング機能あり

Lands Designで景観・造園設計のための機能強化

Lands DesignはRhinoにランドスケープデザイン向けの機能（景観・造園設計CAD）を追加するプラグインです。3Dモデリングはもちろんのこと、植生データベース、2D図面の作成やレンダリングまで様々な機能が強化され、BIM／LIM（Landscape Information Modeling）にも対応しています。また、RhinoとLands Designを統合して、景観・造園設計者にとって使いやすいUIのアプリケーション「RhinoLands」としても利用できます。

※Rhino 7, 8 と Lands Design 6 を購入すれば、統合アプリケーションである RhinoLands も使用可能となります。

植物データベース

8,000種以上の植物データベースが利用可能となり、最適な植生を表現できます。

2Dドキュメンテーション

3Dモデルから2D文書を作成し、寸法、タグ、植物の写真、その他の注釈を追加できます。

BIM／LIM

植栽、地形等のオブジェクトでプロパティ情報を保持しBIM／LIMに対応します。

Lands Designの主な機能

・8,000種以上の植生、植物データベース
・地形データのインポート
・地形モデルの作成（曲線、点群から作成）
・地形モデルの編集（バスや穴、等高線の追加、分割処理）
・ハードスケープ（壁、フェンス、階段など）の挿入
・灌漑、スプリンクラー
・2Dドキュメント作成
・ビジュアライゼーション（レンダリング・アニメーション等）
・パラメトリックデザイン
・コラボレーション他

Lands Designの動作環境

・Windows版のRhino8、Rhino7の動作環境に準拠
・Rhino6以前のバージョン、Rhino for Macでは動作しません
・Rhino未導入の環境でLands Designは動作しません

※旧版をお持ちの場合、アップグレード版の購入で最新版が使用可能です。

Rhino 8 for Windowsの動作環境

【ハードウェア】
64ビットのIntelまたはAMDプロセッサ（ARMはサポートしていません。）
8GB（RAM）以上のメモリを推奨
600MBディスク空き容量
OpenGL 4.1対応のグラフィックスボードを推奨
4GB以上のビデオカードメモリを推奨
スクロールホイールのある複数ボタンのマウスを推奨

【対応OS】
Windows 11／Windows 10